岩井俊二

2003年11月6日
野球の日本代表の試合をテレビでずっと見てた。
今日の日本がやってた野球って、かなりレベルが高いと思った。
ホームランを捨てて、つなぐ野球に徹する。こんなチームって、見ていて楽しい。明日もこんな野球ができたら、たぶん韓国には勝てるだろう。

一番印象的だったのは、試合が終わった後、選手が大して嬉しそうな顔をしてなかったこと。
「この程度で喜んでもしょうがない」っていう雰囲気があったように見えた。アジアで一番高い給料をもらってるプロなんだから、この程度で満足してほしくない。高い意識を持った選手たちの姿勢が垣間見えた気がして、うれしくなった。

高橋由伸って、ジャイアンツのユニフォームを着てる時は顔を見るのも嫌な選手だけど、日の丸を着けてる時は実に便りになる。試合の途中でベンチに下げられた時、「なんでぇ〜??」って、テレビに向かって叫んでしまいました。

城島は本当に良いキャッチャーだよね〜。
松坂があれだけ三振を取れたのって、城島のリードも結構大きいんじゃないかと思った。今日の松坂は、城島が出したサインに一回も首を振らなかった。心から城島のことを信頼してるんだっていうのが見ていて良くわかった。

夕方、「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」っていう映画を見た。50分ぐらいの短い映画だったんだけど、見終わった後、なんだか切なくなった。
岩井俊二の映画って、なぜか他の監督の映画とは違う感じがする。うまく説明できないんだけど、彼の映画の中にしかない、独特の雰囲気を感じる。四月物語を見たときも、Love Letterを見たときもそんな感じがした。別にこの監督が好きっていう訳でもないのに、なんでだろう?自分でもよくわからない。

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