ラブ・ストーリー

楽しみにしてたラブストーリーを彼女と一緒に観た。客はあんまりいなかった。この映画の前評判はあんまり高くないらしい。

予告編も含めて2時間半ぐらいの映画だったんだけど、隣りの隣りに座っていた女の子が残り1時間ぐらいのところからずっと泣きっぱなしだった。あまりに嗚咽が激しくて、むせて咳こんでた。エンディングの近くになると、あちこちからすすり泣きが聞こえてきた。俺も感動してちょっとだけ泣いてしまいました。

いや〜、それにしても素晴らしい映画だった。ラストサムライなんかよりずっと良い。同じ韓国映画でも、シュリの10倍は面白い。自分が今までに観た映画の中でベスト5に入る作品だった。クドイな〜と思う場面がいくつかあって、それが唯一の不満なんだけど、あとはほとんど完璧だと思った。この映画はもっと人気が出ても全然おかしくない。たぶん。

映画を観る前にパスタを食べようと思って入ったカプリチョーザで、あと15分で別れちゃいます、っていう雰囲気を濃厚に漂わせたカップルの隣りに座らされて、こっちまで暗い気分になった。

また劇場の話に戻ってしまうけど、1時間以上も泣き続けても、まだ涙は出てくるものなんだっていうことに気付いた。